当院でも、生理休暇取得の際に医療機関の受診を指示されたことをきっかけに初めて受診される方がいらっしゃいます。診察の結果、生理が重くなる疾患があった場合「器質的月経困難症」という診断になります。しかし、生理痛の重さを左右する要因は病気の有無だけでなく、心理的なストレスや肉体的疲労なども関与しています。原因になる疾患がないにも関わらず日常生活に影響が出るほどの不調を伴う場合「機能的月経困難症」という診断になります。どちらにおいても、月経困難症ですから、生理休暇取得の理由にはなりますね。実際に生理休暇を取得されるほどつらい症状がある方は、受診されることをお勧めします。