当院は旧院長であり故林謙一郎が1965年に開設いたしました。
林謙一郎は、早くから「21世紀は個の時代、女性の輝く時代である」という思想に基づき、当院を産婦人科のイメージを拡大して「女性科」のイメージにアップさせていきたいというビジョンがあり、そして今日に至っております。
旧院長なき後も、その思想やビジョンは引き継がれ、現在は治療を主体とするだけではなく、予防医学という視点にも力を入れております。
若い女性の生理や性の問題・妊娠・出産は元より更年期やそれ以後の女性の美しさと幸せをもたらすような診療体制を維持していこうと、これからもスタッフ一同邁進してまいります。
医院の歴史
1965年
昭和40年長野市吉田2丁目に、旧院長(父)林謙一郎が林産婦人科医院を開設しました。当時は、第二次ベビーブームと重なり、町の産院的な存在として多くの命の誕生に関わってきました。
写真は昭和48年当時のものです。この頃より、医学の発達とともに超音波診断装置や分娩監視装置などの現在につながるME機器が普及しました。
1976年
昭和51年、第一期改築工事を行なって木造の建築から鉄骨の建築に代わり、手術数、分娩数が増えました。入院施設もあり、多くの患者さまの分娩や婦人科疾患の手術を行なってきました。親子二代に渡って当院で出産された患者さまも多くいらっしゃいます。
このころ、私は中学生くらいであったと思いますが、昼夜を問わず患者さまの状態に気を配る父の姿を見ながら育ったように思います。助産師であった母の影響もあり、私がいつしか同じ道を歩むことを選択した時期でもあります。
1998年
平成10年、第二期改築工事を行ない、外来スペースを広く設け、待合室も拡大して患者さまがゆったりと利用して頂けるようになりました。その後、時代の変遷とともに平成17年に外来診療に特化し女性科クリニックとして生まれ変わりました。
2013年
平成25年、第三期改築工事を行ない診療スペースを拡大し診察室が二つになりました。今までにないアットホームで患者さまの気持が落ち着けるようにクリニックならではの工夫がしてあります。
現代の医療は、日々進歩しています。婦人科のホルモン(内分泌)治療や腫瘍の早期発見・予防など現代女性科診療としての医療レベルを保ちながら地域医療として親しみやすく丁寧な診療を目指してまいります。
2023年
令和5年、当院は長野市東和田にみすずレディースクリニックとして生まれ変わりました。
女性一人ひとりがそれぞれ輝けるウェルビーイングの実現に向けて、様々な最新の設備を導入し体制を整えました。
プレコンセプションケア(妊娠前の健康管理)にも積極的に対応し、皆様専属の「かかりつけ医」としてこれからもまい進いたします。