私たちのクリニックは、医療の提供を通じて「人と地域と未来をつなぐ」ことを目指しています。近年、国際社会が共通の目標として掲げるSDGs（持続可能な開発目標）は、医療現場においても欠かせない視点となっています。健康や福祉、働きがい、環境への配慮など、17の目標の多くが私たちの活動と密接に関わっています。当クリニックでは、患者さま一人ひとりに寄り添う医療の実践に加え、職員の働きやすい職場づくり、地域との連携、そしてエコロジーを意識した取り組みを進めています。これらはすべて、「持続可能な社会」の実現に向けた小さな一歩です。私たちは今後も、地域医療の現場からSDGsの達成に貢献し、より良い未来を築くために歩み続けてまいります。
SDGsとは？
SDGs（エスディージーズ）とは、「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」の略称で、2015年に国連で採択された国際的な目標です。2030年までに、地球規模で直面する貧困や格差、気候変動、環境破壊などの課題を解決し、誰もが安心して暮らせる持続可能な社会を実現することを目的としています。
SDGsは全部で17の目標と169の具体的なターゲットから構成されており、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「質の高い教育をみんなに」「ジェンダー平等を実現しよう」「気候変動に具体的な対策を」など、人類と地球の未来に関わる幅広い分野をカバーしています。
これらの目標は、国や自治体だけでなく、企業や個人も積極的に取り組むことが求められており、経済成長と社会的責任、環境保護のバランスを取りながら、持続可能な社会を共に築いていくための共通の指針となっています。
みすずレディースクリニックのSDGs的取り組み
企業での女性活躍を推進するための研修会
女性の健康をケアする立場から「ジェンダー＝社会が決めた性別役割」による男女間の経済格差解消を目指した教育活動に貢献します。
業務に使用する紙は環境や社会に配慮したものを選択していきます
・院内で使用するコピー用紙は古紙30％配合のリサイクル ペーパーを使用しています。
・職員の名刺にバナナペーパーを使用しています。
毎日の診療に必要な洗浄作業の効果・効率を検証し、確実で省力・ 省資源化が可能な方法を常に検討します
・医療器具の洗浄に自動洗浄装置を使用しています。水や洗剤を効率よく使用でき、排水の減量に貢献し、タンパク除去剤の使用により、分子レベルで汚れを落とし、安心・安全な医療の提供をします。
回収したエコキャップを、NPO法人エコキャップ推進協会を通じて 医療支援活動などに役立てます
・エコキャップ活動として、ペットボトルキャップの回収を行っています。
地域の女性の健康維持のため、スタッフの自己研鑽を奨励し、最新の知識を以って女性の健康的な社会活動を支えるべく、医療を提供します
・婦人科診療を通じて、多くの女性が健康的な社会活動をできるよう体調管理のお手伝いをします。
・疾病の管理だけでなく、女性のQOL向上のためのご提案を積極的に示していきます。
障害者雇用の機会の創出に可能な限り協力していきます
・印刷物を社会福祉法人ながのコロニーに発注しています。
・障害者の皆さんの自立した社会生活を応援しています。
地域の中学生の職場体験を受け入れることで、将来地域医療を志すモチベーションの向上に寄与します
・医療現場での仕事を志す学生の職場体験学習を受け入れています。
職員のワークライフバランスのニーズを把握するために必要なコミュニケーションを能動的に行います
・女性のための女性が支える医院を体現します。
現在、当院は返戻のほとんどない保険請求を維持しているが、今後も維持できるよう保険制度の変更点などへの理解を深めるための情報収集と、研鑽を奨励する
・健康保険制度の適正運用を大切にし、医師をはじめすべてのスタッフが婦人科を取り巻く保険診療の新しい知識を習得し適正な保険請求業務を実行します。
